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M-SOL、kintoneをより便利に使うための機能拡張サービス「Smart at tools for kintone」

 M-SOLUTIONS株式会社(以下、M-SOL)は22日、業務アプリ作成クラウド「kintone」の機能拡張サービス「Smart at tools for kintone」を提供すると発表した。今回は第1弾として「CSV入出力」「Excel入力」「BI接続」「ユーザー・組織管理」の4サービスを提供開始する。

 Smart at tools for kintoneは、kintoneをより便利に活用するための機能を設定だけで実現できる機能拡張サービス。kintoneの利用用途として非常に多い、SFA(営業支援ツール)としての利用では、基幹システムとの連携や、Excelシート取り込み、予実や昨対比などのダッシュボード表示といった機能を、プログラム開発なしで実現するとした。

 具体的には、「CSV入出力」は、基幹データベースや会計/販売管理パッケージなどとの連携を行うための機能で、ローカルへのデータバックアップも可能となっている。価格は、月額3万円(税別)から。

 また「Excel入力」は、複雑な計算を含むExcelファイルをkintone上で共有可能にするもので、価格は月額3万円(税別)から。

 3つ目の「BI接続」は、BIツールを使ったダッシュボード表示、AIを使った未来予測など、複雑な計算を可能にする機能。価格は月額5万円(税別)から。

 最後の「ユーザー・組織管理」は、cybozu.comのユーザーと組織情報の一元管理を行うサービスで、月額3万円(税別)から。

 各サービスとも、初期費用20万円(税別)が別途必要。また、契約は年間契約となる。

 なおM-SOLでは、このほか、kintoneアプリ単位での権限一括設定など、権限の一元管理を行う「権限管理オプション」や、社内のさまざまなワークフローを紙からkintoneへ置き換えられるよう支援する「申請パック」などの提供も予定している。