M-SOL、kintoneの通知機能を“リッチ化”するサービス「Smart at message for kintone」

　M-SOLUTIONS株式会社（M-SOL）は6日、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」の通知機能を強化するサービス「Smart at message for kintone」を提供開始したと発表した。

　kintoneでは、kintoneアプリ上で情報更新が行われた際に関係者へ更新通知メールを送る機能を備えているが、定型文のため重要な更新に気づかず、即座に反応できない、ほかのメールに埋もれてしまい気づけないといった問題があるという。

　Smart at messageは、こうした課題に対応するサービスで、kintoneから情報を取得して通知メッセージを生成し、チャットツール（Slack、Chatwork）やメールに通知することが可能だ。

　また、チャットやメールによる通知内容は自由にカスタマイズできるため、利用者の利便性を向上させるのみならず、kintone上でのリアルタイムなコミュニケーションを実現するとしている。M-SOLでは利用例として、社内で利用しているkintone上の情報を外部と共有する、kintoneでのタスク完了を関係グループで共有する、といったシーンを挙げた。

　サービスでは、ID数や通知数にあわせて4つのプランが用意される。50ID、月間1万件までのスタータープランが月額1万円（税別、以下すべて同じ）、200ID、月間6万件までのライトプランが月額3万円。また、500ID、月間20万件までのスタンダードプランは月額500万円、1000ID、月間50万件までのエンタープライズプランは月額10万円で提供される。

　なお、契約は年間契約となり、各プランとも初期費用20万円が別途必要。1ドメインで複数アプリへの送信設定を行えるが、複数ドメインで利用する場合はドメイン数分の契約が必要となる。