ニュース

NEC、ウェブ会議向け機能を搭載したノートPCなどビジネス・教育向けPCの新製品を発表

 日本電気株式会社(以下、NEC)は18日、テレワークやフリーアドレスオフィスにおける利便性向上や業務効率化を目的とした“働き方改革”を支援する、ビジネス・教育向けPCの新製品16タイプ60モデルを発表した。

 モバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVG/タイプVH」では、自宅や外出先と会議室を結ぶ遠隔会議において、ヘッドフォンや外付けスピーカーを利用することなく会話相手の発言内容を聞き取りやすくするウェブミーティング機能を搭載した。また、13.3型液晶搭載で重量約785gの「VersaPro UltraLite タイプVG」では、バッテリー駆動時間の強化やSIMフリーLTEに対応し、モビリティ機能を高めた。

 ウェブミーティング機能は、自宅からのウェブ会議参加を想定し、ヘッドフォンがなくてもPC正面に座る利用者が会話を聞き取りやすく音が周囲に広がりにくい「パーソナルモード」と、会議室などで外付けスピーカを使用しなくてもPCの周囲にいる複数人が聞きとりやすい「マルチユーザモード」の2モードで切り替えが可能。新たに採用したヤマハ製AudioEngineにより、人の声の周波数を強調することで音量を変えずにPC本体からその場の環境に合わせたクリアな音声を出力し、遠隔会議における円滑なコミュニケーションを支援する。

VersaPro UltraLite タイプVG

 「VersaPro UltraLite タイプVB」では、画面サイズを12.5型から13.3型へ大型化するとともに、オフィスなどにおける液晶ディスプレイなどの拡張機器の併用時に、バッテリーへの充電と、ディスプレイやキーボード・マウスなどを1本のケーブルで接続できるUSB Type-Cドックをセレクションメニューで選択可能にした。

 15.6型ビジネスノートPCの「VersaPro タイプVD/タイプVX/タイプVA/タイプVL」では、傾斜つきキーボードを採用しキー入力の操作性を向上。また、「VersaPro タイプVD/タイプVX」では、IRカメラや内蔵指紋センサーの搭載にも対応し、生体認証によるセキュリティ対応を強化した。

 製品の価格(税別)は、モバイルノートPCのVersaPro UltraLite タイプVGが34万4000円から、VersaPro UltraLite タイプVHが21万2000円から、VersaPro UltraLite タイプVBが24万9000円から。ビジネスノートPCのVersaPro タイプVDが22万2000円から、VersaPro タイプVXが17万500円から、VersaPro タイプVAが16万5000円から。SOHO・中小企業向けビジネスノートPCのVersaPro タイプVLはオープン。