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MetaMoJi、eYACHOやGEMBA Noteなど法人向けモバイル端末用業務アプリを機能拡張

カスタマイズ性や拡張性などを強化

 株式会社MetaMoJiは21日、法人向け業務パッケージアプリのメジャーバージョンアップを行うと発表した。対象は、リアルタイム会議支援アプリ「MetaMoJi Share for Business」、デジタル野帳「eYACHO for Business」、デジタルノート「GEMBA Note for Business」の3製品で、いずれも同日より販売を開始する。

 今回のバージョンアップでは、これらの製品に関して大規模な導入が進みつつある状況を受け、そうした際に必要となるフォルダ権限設定や組織管理などの機能強化と、簡単な調整から本格業務アプリの開発までを可能とするカスタマイズ機能、開発環境の強化を行った。

 また、業務での用途が拡がるに伴い、PDFデータ、写真、動画のデータが増加しているため、標準のストレージ提供容量を2GBから10GBへ引き上げたとのこと。

 個別の製品を見ると、eYACHO for Businessでは、業務テンプレートを拡充し、簡単なカスタマイズ機能とあわせて、“朝から晩まで、すべての現場業務”で利用できるように、利用シーンの拡大を目指すとした。具体的には、現場のユーザーからの要望の大きかったレイヤー表示や縮尺表示などの機能を強化。JACIC(一般財団法人日本建設情報総合センター)の認証を取得し、工事写真の電子納品にも対応している。

 GEMBA Note for Businessでも、レイヤー表示や縮尺表示などの機能に加え、アグリゲーション検索機能やデータ連係機能を強化し、構築できる業務アプリの適用シーンを拡大したとのこと。

 MetaMoJi Shareについても、ページ上に動画貼付を可能にしたほか、日本語手書き変換エンジン「mazec」の標準搭載などを行っている。