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MetaMoJi、Salesforceに対応した「GEMBA Note for Business」を販売開始

 株式会社MetaMoJiは10日、現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note」の法人向け製品「GEMBA Note for Business Enterprise」について、Salesforce連携製品を発表した。iOS版の提供開始は2018年1月末、Windows版は3月末を予定する。1ユーザーあたりの年間利用料は5万円(税別)で、20ユーザーからの提供となる。

 GEMBA Note for BusinessのSalesforce連携版は、Salesforce内に蓄積されたデータを取り込んでの帳票の作成や、GEMBA Noteに書かれた内容をSalesforceに書き出す機能を備える。書き出されたノートのページへのリンクも自動生成されるため、利用者はSalesforceとGEMBA Noteの間の情報のやりとりをシームレスに行うことができる。

 ネットワークが繋がらないオフライン環境でも利用が可能。このため、フィールドエンジニアが、朝にオンラインの状態でその日に行く先の複数件の情報をSalesforceから読み込んで帳票を作成し、日中はオフラインの状態で記録表を作成、夕方、帰社してネットワークに繋げてまとめてアップロードといった活用ができる。

 また、GEMBA Noteには、写真、動画、音声をページ内で張り込んで編集する機能があるため、営業情報のコアな定型情報はSalesforceで管理し、紙のノートに記録されている非定型の種々な情報は、写真、動画、音声に手書きアノテーションを加えて記録していき、該当ページをSalesforce内のリンクで登録することで、SalesforceとGEMBA Note間のシームレスな連携が可能になるとしている。