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NTTデータ、RPAソリューション「WinActor」の運用ツール「WinDirector」最新版を提供、管理・統制機能を強化

 株式会社NTTデータは、RPA(Robotic Process Automation)ソリューション「WinActor」の複数のロボットを一元的に管理するための運用ツール「WinDirector」について、管理・統制機能を強化した最新版(ver.1.3)の提供を4月13日に開始する。

 最新版では、ユーザー権限管理機能を拡充し、シナリオ(ロボット)の作成・変更・実行に関する権限を、日本的な「部署」や「担当」など多階層の組織単位で設定可能にした。権限変更や業務の自動実行指示など追跡が必要な操作は記録され、適切な監査を行える。これらの機能により、より安全で確実な統制を可能とした。

 また、多数のシナリオの実施状況や、稼働率を一元監視するダッシュボードを用意するとともに、エラー情報をプッシュ型で通知する機能を搭載し、大規模化したRPAを少人数でも管理可能とした。このほか、繰り返しなどの実行スケジュール設定の簡易化や、実行ロボットのグループ化による優先順位管理、詳細なログの出力などユーザビリティの向上も実施した。

 NTTデータでは、SAPライブラリやNotesライブラリ、OCRライブラリなどのWinActor機能拡充および、WinDirectorを中心とする連携ソリューションの強化・拡充に努め、顧客による業務の自動化を支援していくとしている。