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グレープシティ、業務アプリ開発向けコンポーネント「ComponentOne」新版をリリース

Windowsフォーム用コントロールを中心に機能強化

 グレープシティ株式会社は29日、業務アプリケーション開発向けの.NET/Xamarin用コンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」の新バージョン「2018J v3」をリリースした。

 ComponentOneは、業務アプリケーションに必要とされるグリッド、チャート、入力支援といったUIコンポーネントを収録した製品。Windowsフォーム、WPF、UWP、ASP.NET Web Forms、ASP.NET MVC、Xamarinといったテクノロジーに対応し、デスクトップからウェブ、モバイルまで、多様なアプリケーションの開発をサポートする。

 新バージョンでは、デスクトップアプリケーション開発用プラットフォームの「Windowsフォーム」を中心に、新コントロールの追加や機能強化を実施した。アプリを扱うユーザーが直観的にデータのフィルタリング操作を行えるUIコントロール「DataFilter」を収録したほか、グリッドのセル内などの限られた領域に折れ線グラフや棒グラフを表示できる新コントロール「Sparkline」を追加した。

 また、デスクトップアプリケーション(Windows Forms、WPF)での継続的インテグレーション(CI)と継続的デリバリー(CD)を想定した開発を、Azure DevOpsを利用して実施する方法も公開し、最新環境をサポートする。

 ComponentOneは、1年定額制のサブスクリプション方式での販売で、初期費用は1ユーザーライセンスが16万2000円(税込)、更新費用は8万1000円(税込)。