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グレープシティ、Visual Studio 2019対応の業務アプリ開発向けコンポーネント集「ComponentOne 2019J v1」

和暦出力機能では新元号「令和」をサポート

 グレープシティ株式会社は10日、業務アプリケーション開発向けのUIコンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」において、新版「同 2019J v1」を発表した。

 ComponentOneは、業務アプリケーション開発に便利な.NET/Xamarin用コンポーネントを数多く収録したスイート製品。グリッド、チャート、入力支援といったUIコンポーネントを収録しており、デスクトップからウェブ、モバイルまで、多様なアプリケーションの開発をサポートするという。

 今回の新版では、まず、ComponentOneのすべてのエディションで、最新の「Visual Studio 2019」に対応した。Xamarin用エディションでは「Visual Studio 2019 for Mac」もサポートする。

 さらに、Windowsフォームアプリ開発用エディションでは、計測値を可視化するのに便利なゲージコントロールに、「BulletGraph(ブレットグラフ)」機能を追加した。BulletGraphとは、営業成績などを可視化するためのグラフで、目標と実績のデータを一目で確認でき、SFA(営業支援システム)やERPなど、ダッシュボード機能が要求されるアプリケーションに利用可能という。

 加えて、簡単にピボットテーブルを実装できる「FlexPivot」および「OLAP」コントロールで、スライサー機能を提供。スライサーによってデータに適用されているフィルタを簡単に編集できるようにする。また、現在のフィルタリング状態を示しながら、値に基づいてデータをフィルタリングすることも可能とのこと。

 あわせて、和暦出力機能を持つコントロールでは、新元号「令和」をサポートした。グレープシティではComponentOne以外の製品でも、新元号に対応するためのサービスパックを4月中旬より提供するとしている。

 なお、各製品は1年定額制のサブスクリプション方式のライセンスとなり、1ユーザーライセンスあたりの価格は、初期費用(イニシャル)が年間15万円(税別)、更新費用(リニューアル)が年間7万5000円(税別)。