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グレープシティ、業務アプリ開発用コンポーネント「ComponentOne」新版をリリース

ASP.NET Core 2.1やXamarin.Forms 3.0に対応

 グレープシティ株式会社は、業務アプリケーション開発向けの.NET/Xamarin用コンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」の新バージョン「2018J v2」を7月25日にリリースした。

 ComponentOneは、業務アプリケーション開発に必要とされるグリッド、チャート、入力支援機能といったUIコンポーネントが1セットになった製品。Windows Forms、WPF、UWP、ASP.NET Web Forms、ASP.NET MVC、Xamarinなどをサポートし、デスクトップ、ウェブ、モバイルアプリなど多様な開発に利用できる。

 新バージョンでは、ASP.NET Core 2.1をはじめ、Google Compute Engine、Xamarin.Forms 3.0といった最新環境に対応。ASP.NET Coreは、Windows、macOS、Linuxなど多くのOSに対応したクラウドアプリケーションを構築するためのクロスプラットフォームで、この技術に対応することで、ComponentOneもOSにこだわらないクロスプラットフォーム開発を支援するとしている。

 このほか、ダッシュボード用のUIを構築するためのレイアウトシステム「DashboardLayout」や、画面にタブを表示するコントロール「TabPanel」、チャートコントロール「FlexChart」にヒートマップチャートを追加するなど、新コントロールの追加や機能強化を行っている。

 ComponentOneは、1年定額制のサブスクリプション方式での販売で、サブスクリプションの初期費用は1ユーザーライセンスが16万2000円(税込み)。