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グレープシティ、ExcelライクなUIを実現するJavaScriptライブラリの新版「SpreadJS V12J」

 グレープシティ株式会社は30日、ExcelライクなUIを実現するJavaScriptライブラリ「SpreadJS」の新バージョンとなる「V12J」をリリースした。価格(税込)は従来と同様で、初回費用は1開発ライセンスが16万2000円、1配布ライセンス(1ドメイン)が64万8000円。2年目以降の更新価格は両ライセンスとも16万2000円。

 SpreadJSは、ExcelライクなUIを実現する「Spread.Sheets」ライブラリと、多彩なデータレイアウトを可能にする「Spread.Views」ライブラリの2つのコントロールを収録した製品。新バージョンでは、Spread.Sheetsライブラリについて、機能の追加や強化を行った。

 新機能としては、図形や矢印、吹き出しなどExcelと互換性のある「シェイプ」を追加。この機能を利用することで、スプレッドシート上に組織図やフローチャートなどを表示できる。また、スプレッドシートの下部に表示できる「ステータスバー」を搭載したことで、よりExcelライクな画面を実現できるようになった。ステータスバーは、値が入力されたセルの範囲を選択するだけでデータの合計や平均、個数などを自動的に表示できる。

 このほか、セルデータのフォント色やサイズを部分的に変更できる「リッチテキスト」や、QRコードやJANコード、GS1-128をはじめとする11種類のバーコード表示に対応した。

 さらに、日本仕様の入力フォーム用JavaScriptライブラリ「InputManJS」の機能をセルに組み込める「InputManJSセル」を搭載。これにより、シート上に数値や日付などの高度な入力、編集機能を付加したセルを表示し、使い勝手を向上できる。