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JBCC、サイボウズ製品と連携可能な「AIチャットボットサービス」を提供

 JBCC株式会社は29日、サイボウズのkintoneおよびGaroonと連携するAIチャットボットサービス「CloudAIライト for kintone」「CloudAIライト for Garoon」を、11月初旬から提供すると発表した。

 JBCCでは、kintoneとGaroonは多くの企業で働き方改革の実践的な改革ツールとして活用されていると説明。「CloudAIライト for kintone」「CloudAIライト for Garoon」はこれらのサイボウズ製品と連携し、AIを活用したチャットボットサービスとして、JBCCの運用付きクラウドサービス「俺のクラウド」のメニューとして提供する。

 CloudAIライト for kintoneは、利用者がスマホやPCのチャットから日常的な話し言葉で欲しい情報を問いかけると、外出先での在庫や価格、営業日報などkintoneのデータを照会でき、オプションでデータ更新や登録も可能。RPAとも連携し、営業担当者がチャットボットを通して見積依頼を行うと、登録されたkintone上の依頼データを元に、RPAが見積書を作成し、営業担当者にメールやチャットで送付するなど、事務作業を軽減する機能を備える。

 CloudAIライト for Garoonは、スマホやPCのチャット経由で、話し言葉を使って外出先からでもスケジュールの調整や会議室の予約が可能。Garoon上の掲示板、メッセージ、資料の検索も行える。

 これまで、データの検索や問い合わせなどで時間を取られていた業務において、CloudAIを利用することで、負荷軽減やコミュニケーションの活性化など、ビジネスにおける様々なシーンで活用できるとしている。

 サービス提供価格は、基本料金が月額5万円(税別)、ユーザー利用料が月額200円(チャットボット利用ユーザーごと)。JBCCでは、AIやロボットを活用したクラウドサービスの取り組みを進め、「俺のクラウド」で提供するサービスメニューを含め、2020年度末までに4000社にクラウドサービスの提供を目指すとしている。