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JBCCの運用付きクラウドサービス「俺のクラウド」、IBM SoftLayer向けメニューを提供

 JBCC株式会社は11日、運用付きクラウドサービス「俺のクラウド ベースサービス」のラインアップに、日本IBMのIaaS「SoftLayer」に対応した、「俺のクラウド SoftLayer ベースサービス」を追加し、同日より提供開始すると発表した。

 「俺のクラウド SoftLayer ベースサービス」は、SoftLayerのクラウド基盤にJBCCの運用をセットにした、運用付きクラウドサービス。クラウド利用に必要な手続きから、設計、構築、運用作業までを、同社のクラウド運用監視センター「CLIC(Cloud Innovation Center)」でトータルにサポートする。

 具体的には、事前のネットワーク設定やシステム設計(デザイン)、セキュリティ設定、クラウドサーバー作成といった作業や、稼働後のクラウドサーバー監視、バックアップ取得、またリストアが必要になった場合の作業や環境メンテナンスまで、一括してサービスを提供する。

 価格例(税別)は、Windows Standard Editionを利用する場合のWS12(1CPU、2GB、100GBディスク)で月額2万2000円、WS48(4CPU、8GB、100GBディスク)で月額3万9000円。Red Hat Enterprise Linuxを利用するR12(1CPU、2GB、100GBディスク)で月額2万6000円、R48(4CPU、8GB、100GBディスク)で月額4万3000円、などとなっている。

 JBCCでは、今後も「俺のクラウド」のサービスメニューを拡充し、2016年度までに2000社へのクラウドサービスの提供を目指す。

石井 一志