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マジックソフトウェア、超高速開発ツール「Magic xpa」の開発・実行基盤を富士通のクラウド環境上で提供へ

 マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(以下、マジックソフトウェア)は23日、富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service for OSS」上で、自社の超高速開発ツール「Magic xpa Application Platform」(以下、Magic xpa)の開発・実行環境を提供すると発表した。

 Magic xpaは、業務アプリケーションを簡単かつ迅速に開発できるように支援する超高速開発ツール。現在、さまざまな業種・業務に特化した300種を超えるパッケージソフトウェアがMagic xpaで開発されており、主にオンプレミスで導入されているが、クラウドサービスの利用が一般化する中で、Magic xpaならびに開発されたアプリケーションについても、クラウド環境への対応が強く求められているという。

 そこでマジックソフトウェアは、富士通のクラウドサービスであるFUJITSU Cloud Service for OSSを利用したMagic xpaの開発・実行環境を、「Magic xpa on FUJITSU Cloud Service」として新たにサービス化し、2019年第1四半期にリリースする予定。これにより、Magic xpaで開発した業務アプリケーションのクラウドへの移行と展開が容易になるのみならず、それらのアプリケーションをサービスとして提供・販売する場合も、簡単に行えるようになるとした。

 一方で富士通は、新サービスおよび新サービス上で展開されるアプリケーションを、パートナー製品を販売するマーケットプレイス「FUJITSU MetaArc Marketplace」上で販売するほか。マジックソフトウェアとの共同拡販によって、中堅・中小企業における市場拡大を図る考えだ。