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テンダ、RPA化すべき業務の洗い出し・可視化を支援するサービス「D-Analyzer」

 株式会社テンダは16日、RPA導入時の課題解決を支援するサービス「D-Analyzer」を販売開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 D-Analyzerは、RPAを検討する企業やRPAのサービスを販売する企業に向け、RPA導入時の課題である“RPA化すべき業務の洗い出しと可視化”を、低コスト、短時間で行えるようにするソリューション。一般に、RPAの導入および効果の発揮においては、現状業務を正確に可視化・分析することが必要とされているが、このソリューションを利用すると、人的作業に頼ることなく、自社に適したRPA対象業務の抽出や判断を短時間で実行できるという。

 ソリューションは、ユーザーのPC操作ログデータを収集する「D-Analyzer Client」(収集処理)と、収集したログデータを分析・可視化する管理用の「D-Analyzer Server」(分析処理)から構成される。

 収集処理は自動的に行われ、対象ユーザーは普段通りにPCを操作するだけで、日常業務に支障なくログの蓄積を行えるとのこと。また、自動収集したログデータは自動集計・分析され、操作分類や業務パターンの集計と業務プロセスのフロー抽出が自動で行われる。この結果はフローチャートとして可視化され、結果は専用のWeb画面からいつでも確認できるとした。

 さらにRPAの導入後は、RPA化した業務の処理時間と、ログデータとして収集されたRPA化前後の業務時間を比較することで、RPA導入でどの程度業務効率化できたのか、実時間で計測した効果測定を行えるとのことだ。