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任意の作業ラベルを始点としたフローチャートの抽出表示に対応、テンダのRPA活用支援ツール「D-Analyzer 2.0.0」

 株式会社テンダは9日、RPA導入検討時・導入後の課題解決を支援するツール「D-Analyzer」の新版として、「同 2.0.0」をリリースしたと発表した。

 D-Analyzerは、RPA化すべき業務の洗い出し・可視化を自社で行える製品。ユーザーの操作ログデータを収集する「D-Analyzer Client」(収集処理)と、収集したログデータを分析・可視化する「D-Analyzer Server」(分析処理)から構成されており、RPA化する対象業務の抽出・判断、およびそのRPA導入後の業務効率化の効果測定を実施することができる。

 今回の新版では、取得した操作ログを集計・分析し、任意の作業ラベルを始点としたフローチャートの抽出表示が可能になった。これによりユーザーは、選択した作業ラベルにひも付く作業を1つの固まりとして可視化できるので、RPA化に適した、実施頻度の高い作業の抽出が容易になるとしている。

 また、フローチャート内ノードの全文字表示、作業時間や作業回数といった情報を追加したCSV出力機能など、利便性を向上させる強化も行われたとのこと。