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テンダ、クラウド環境で集中処理を行う「センター共通利用型クラウドRPAソリューション」を開発

プロトコーポレーションが採用

 株式会社テンダは19日、「センター共通利用型クラウドRPAソリューション」を開発したと発表した。自動車関連の情報サービスを提供している株式会社プロトコーポレーションが採用し、自動車販売ディーラー向け営業支援ツール「DataLine SalesGuide」に適用している。

 「センター共通利用型クラウドRPAソリューション」は、クラウド環境(センター)にてセンターロボットが集中処理を行う、センター共通利用型モデルを採用したRPAソリューション。構築する拠点ごとに開発費用およびライセンス費用が発生する、個別のローカル環境構築に対し、センター共通利用型モデルでは、クラウド環境で複数拠点の処理を集中して行えるため、RPAの開発・運用コストを大幅に削減できるという。また、特定の業界・業種に限定せず、さまざまな多店舗業態での業務効率化に寄与できるとした。

個別開発方式とセンター共通利用方式の違い

 今回はその導入の第1号として、プロトコーポレーションのDataLine SalesGuideに適用した。これにより、従来、自動車販売時に営業担当者が個別に作成していた資料を、必要最低限の条件入力のみで自動作成できるようになるとのこと。なお、DataLine SalesGuideはすでに全国の店舗にて導入されており、複数拠点での入力オペレーションを自動化することで、ツールの利用活性化につながるとしている。

 テンダでは今後、「センター共通利用型クラウドRPAソリューション」をさまざまな業種・業界に対して展開し、ストックビジネス型の新規ビジネスモデルとして、規模の拡大を図るとのことだ。