ニュース

CAC、RPA適用領域の拡大とRPA活用の定着を図るソリューションを提供

ABBYYジャパン、テンダと販売代理店契約を締結

 株式会社シーエーシー(以下、CAC)は5日、RPA適用領域の拡大とRPA活用の定着を図るため、「CAC RPA +Oneソリューション」を提供開始すると発表した。なお、このソリューションの提供にあたっては、AI-OCRを手掛けるABBYYジャパン株式会社、およびRPA業務自動分析ソリューションを提供する株式会社テンダと、それぞれ販売代理店契約を締結している。

 「CAC RPA +Oneソリューション」は、RPAの導入・活用にあたって課題となる点を解決し、RPA適用領域の拡大とRPA活用の定着を図るソリューション。

 具体的には、操作ログを自動で収集・分析して業務フローを抽出し、業務プロセスを可視化するテンダの「D-Analyzer」を活用。RPA化の対象業務の選定を、データに基づいて行えるように支援するという。さらにRPA導入前後の業務効率化の効果測定も可能にするとのこと。

 また、ABBYYジャパンのAI-OCR技術を活用することで、紙文書(伝票・帳票)をRPAで扱えるように支援するほか、RPAツールと連携させづらい古いシステムについても、CAC独自のローコード開発ツール「AZAREA」により、RPAで扱いやすい“ロボットフレンドリー”なシステムへと低コストで作り替えるとしている。