アライドテレシスとImperva Japan、標的型攻撃対策の連携ソリューションを提供

　アライドテレシス株式会社は1日、株式会社Imperva Japan（以下、Imperva）のデータセキュリティソリューション「SecureSphere Database Firewall」「SecureSphere File Firewall」と、SDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN（SES）」とを連携させ、セキュリティ強化ソリューションを提供すると発表した。

　ImpervaのSecureSphere Database Firewallは、データベースへの攻撃および不正利用をリアルタイムに警告／ブロックするセキュリティ製品。またSecureSphere File Firewallは、重要なファイルへのアクセスをリアルタイムで監視し、不正なアクセスを阻止するセキュリティ製品である。

　一方、アライドテレシスが提供しているSESは、SDN／OpenFlow技術をエンタープライズや産業向け市場に適応させ、各種アプリケーションとネットワークを連携／連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数やコストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューション。

　今回、両社の製品・ソリューションが連携し、Imperva SecureSphere Database FirewallとSecureSphere File Firewallにて検出した標的型サイバー攻撃感染端末の通信をエッジスイッチで遮断・隔離し、被害の拡散防止をするセキュリティ強化ソリューションが実現するという。

　また、この連携ソリューションは、アライドテレシスの統合ネットワーク管理ソリューション「AMF（Allied Telesis Management Framework）」との連携により、AMFメンバースイッチ（AMFで管理される側のスイッチ）でも動作するとのこと。

　なお連携ソリューションの利用には、Imperva側ではSecureSphere v11以降、および、アライドテレシス側では、AT-SESC Ver. 1.4.3以降が必要になるとしている。