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アライドテレシスとSkyが連携ソリューションを拡張、アラート連携による不正操作端末の遮断/隔離が可能に

 アライドテレシス株式会社とSky株式会社は14日、SDN技術を利用した両社製品の連携ソリューションを強化すると発表した。

 両社ではすでに、アライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、Skyのクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」を連携させ、ネットワーク運用管理の効率化を図るソリューションを提供している。

 この連携ソリューションでは、SKYSEA Client Viewの管理下にあるIT資産管理情報をもとに、ネットワークのアクセス制御情報を自動設定することができるが、2018年秋にリリースが予定されている「SKYSEA Client View Ver.13.2」において、資産情報、アプリケーション、ファイル操作、デバイス操作、ネットワークアクセス、印刷など、各種セキュリティ管理上のアラートをSyslogとして通知する機能が搭載されることを受け、連携ソリューションも強化される。

 具体的には、サイバー攻撃を受け異常な振る舞いを行う端末や、内部犯行による端末の不正操作を検知してエッジスイッチで遮断/隔離し、セキュリティの強化を図る連携ソリューションの提供が可能になるとしている。

 なお両社では、拡張された連携ソリューションを、アライドテレシス主催のイベント「Exchange カンファレンス2018」で紹介するとのことだ。