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アライドテレシスと米ZingBox、SDNを利用した産業インフラ向けセキュリティソリューションを提供

 アライドテレシス株式会社は5日、自社のSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、米ZingBoxのIoTデバイス向けセキュリティ製品「ZingBox IoT Guardian」を連携させ、SDNを用いた産業インフラ向けネットワークセキュリティの強化ソリューションを提供開始すると発表した。

 ZingBox IoT Guardianは、IoTデバイスと、その通信の状況を可視化できるセキュリティソリューション。IoTデバイスプロファイルに関する独自のビッグデータとマシンラーニング技術により、監視対象ネットワークに接続されているIoTデバイスを自動的に可視化(検出、分類、動作把握)し、リアルタイムでの異常検知やリスク管理を実現する。

 一方、アライドテレシスの「SES」は、SDN/OpenFlow技術を用いて、企業向けアプリケーションとネットワークを連携・連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューション。

 今回、両者を連携させることにより、サイバー攻撃を受け異常な振る舞いを行うデバイスをマシンラーニング技術で検知し、被疑デバイスの通信をエッジスイッチにて遮断/隔離して被害の拡散防止を図る、といったセキュリティソリューションを実現した。

 なおZingBox IoT Guardianについては、国内ではソフトバンク コマース&サービス株式会社(ソフトバンクC&S)が輸入・販売を行っており、今回のソリューション販売に関しては、アライドテレシスとソフトバンクC&Sが協業して行うとしている。

 また、3月6日~9日に東京ビッグサイトで開催される「セキュリティショー 2018」のアライドテレシスブースにて、同ソリューションを紹介するとのこと。