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KDDI、LTE-M方式のIoT向け通信サービス「SORACOM Air for セルラー plan-KM1」

 KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は26日、IoT向け回線サービス「SORACOM Air for セルラー」において、LTE-M(Cat.M1)に対応した「SORACOM Air for セルラー plan-KM1」を提供開始すると発表した。

 LTE-M(Cat.M1)は、3GPPリリース13に基づくLTE標準規格で、省電力かつ広域なエリアカバレッジが特長。既存のLTEに比べて消費電力が低く電池での駆動が可能になるため、ガスや水道などのスマートメーター、物流、ウェアラブルなど、さまざまな分野でIoTを活用できるようになると見込まれているという。

 今回、サービスが開始されるSORACOM Air for セルラー plan-KM1は、LTE-Mのサービスエリアにおいて、1回線からすぐにLTE-Mの通信を利用可能になるほか、IoT通信プラットフォームの「SORACOM」に接続することで、ソラコムが提供する回線管理、デバイス管理、クラウド連携、閉域網接続といったセキュリティ強化、遠隔操作など、IoTシステム構築・運用で必要となるさまざまな機能を利用できるとしている。

 価格は、事務手数料が1500円/SIM、基本利用料(SIMの利用中/休止中)が100円/月、データ通信料が0.5円/KB。