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KDDI、海外展開する法人向けの統合型マネージドソリューション「KDDI GX Platform」

まずはASEAN地域で提供

 KDDI株式会社は18日、海外に事業展開する法人向けに、ネットワーク、セキュリティ、RPA、IoTなどの各ソリューションを一元的にサポートする「KDDI GX(Global Exchange) Platform」を提供開始すると発表した。まずはKDDIシンガポールからASEAN地域で提供開始し、順次、拡大を検討していく予定。

 KDDI GX Platformは、IT関連サービスを一元的に提供するソリューション。インターネットに接続できる環境を通じて、どこからでも共通のサービスの利用でき、資産・運用・管理の再配置および最適化や運用・管理のフルアウトソース、インフラコストの最小化、セキュリティを含むITガバナンスなど、各国において顧客が抱える課題改善を支援する。
 サービスは月額課金形態で提供し、それぞれのIT環境にあわせて必要なサービスのみを選択・利用可能。ビジネス環境にあわせた拡張・縮小にも対応する。

 具体的なメニューとしては、IT作業・管理の代行からリモートモニタリングやメンテナンスまでを提供する統合型グローバルマネージドサービス「KDDI managed service」、クラウド型エンドポイントセキュリティ管理サービス「KDDI Cloud Inventory」、クラウド型Webアクセスセキュリティソリューション「Zscaler with KDDI」、IoT通信プラットフォーム「SORACOM with KDDI」、RPAソリューション「UiPath with KDDI」などを用意した。

 地域としては、KDDIシンガポールが管轄するエリア(シンガポール、ベトナム、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ミャンマー、カンボジア、インド、アラブ首長国連邦、豪州)から提供を開始する。