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KDDI、専有型サーバーサービス「KCPS ベアメタルサーバー」を提供

 KDDI株式会社は、IaaS型クラウドサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」(KCPS)の新サービスとして、専有型サーバーサービス「KCPS ベアメタルサーバー」を10月30日より提供開始すると発表した。

 「KCPS ベアメタルサーバー」は、ユーザー企業専有の物理サーバーを提供するクラウドサービス。従来の仮想サーバーと異なり、利用可能なOS、ハイパーバイザーには縛りがないため、オンプレミスで利用していたシステム構成を変更することなく、クラウド環境に移行することが可能という。

 また専有型のため、CPU・メモリ・ディスクなどインフラのパフォーマンスは他ユーザーの影響を受けないほか、申し込みやサーバー管理はKCPSのAdmin Console(ポータル)からオンラインで簡単に実行可能。最小限の初期投資で、必要なハードウェア容量をオンデマンドで利用できるとしている。

 加えて、「KDDI WVS」「KDDI WVS 2」といったネットワークサービスをすでに契約している企業には、閉域網が標準で提供されるため、クラウド環境への接続料金を考慮する必要がないとのこと。

 価格例として、CPUが8コア(3.0GHz)、64GBメモリ、1.875TB SSD(480GB×4)といった構成の「i1.Small-8」プランで月額7万800円(税別)。