ニュース

KDDI、ベアメタル型クラウドサーバー向けのマネージドサービス「Rackspace Private Cloud powered by VMware」

 KDDI株式会社は24日、クラウドサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス(KCPS)」の1メニューである物理サーバーの占有利用サービス「KCPSベアメタルサーバー」において、マネージドサービスオプション「Rackspace Private Cloud powered by VMware」を提供開始すると発表した。

 Rackspace Private Cloud powered by VMwareは、シングルテナントでVMware基盤の構築・運用を検討している企業に対して、プライベートクラウド基盤の構築から運用・保守までを支援するマネージドサービス。KDDI、米Rackspace Hosting、アイレットの3社が月額料金でサポートし、企業の運用負荷軽減を図るという。

 導入にあたっては、コストと時間のかかるアプリケーションリファクタリングを必要としないので、クラウドへ安全でスムーズな移行が実現するほか、VMware NSX、vSAN、vRealize SuiteなどのVMwareの管理ツール/インフラによって、利用中のアプリケーションを引き続き活用できるとのこと。

 さらに、リソース利用状況や障害対応の状況を月次でレポートするだけでなく、物理ホストのサポート終了時も新しいホストへ速やかに移行するため、安心して利用できるとしている。

 なお、パブリッククラウドのAmazon Web Services(AWS)とプライベートクラウドのVMwareの双方を利用している場合でも、AWS向けマネージドサービス「Rackspace Service Blocks for AWS」と併用することにより、ワンストップでマネージドサービスを利用できるとのことだ。