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AWSのマネージドサービス「cloudpack」、AWS WAFの自動運用サービス「WafCharm」を利用可能に

 アイレット株式会社は22日、株式会社サイバーセキュリティクラウド(以下、CSC)と販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、アイレットの運営するAmazon Web Services(AWS)向けフルマネージドサービス「cloudpack」において、CSCが提供しているAWS WAFの自動運用サービス「WafCharm」を利用可能にするという。

 AWS WAFは、AWS上で利用されているWebアプリケーションを保護できるWebアプリケーションファイアウォール(WAF)サービス。WafCharmは、このAWS WAFのシグネチャ(ルール)をAIが自動運用するサービスで、システム構造やアクセス状況に応じてAIが最適なシグネチャを判別し、自動で提供してくれるという。また、シグネチャカスタマイズのノウハウを持った開発エンジニアによるサポートもあわせて提供されており、個別のカスタマイズにも対応するとのこと。

 今回の販売代理店契約により、Webセキュリティ対策としてAWS WAFを利用する際、cloudpackを通じてこのWafCharmの利用が可能になる。これにより、CSCが持つビッグデータとAIを活用した、人の手を介さない運用を行え、誤検知や個別ルールごとに設定を変更したいときのみ人が作業を行うだけになるので、導入・運用の負荷を抑えながらAWS WAFを活用できるとのこと。

 なお、ユーザーは、AWSマネジメントコンソールでシグネチャの無効/有効を切り替えられ、シグネチャの適用状況やブロックの状況も確認可能。マネジメントコンソール上の設定はcloudpackが担当する。