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マイクロフォーカス、ITモダナイゼーションを支援するCOBOL統合開発製品「Visual COBOL」新版を提供
2018年7月27日 15:37
マイクロフォーカス株式会社は27日、ITモダナイゼーションを支援する製品「Micro Focus Visual COBOL」「Micro Focus Enterprise Developer」の新版「4.0J」を、同日より販売開始すると発表した。出荷開始は8月27日を予定している。
Micro Focus Visual COBOLは、単一のCOBOLソースを多数のプラットフォームに展開できる、COBOL統合開発環境製品。またMicro Focus Enterprise Developerは、Micro Focus Visual COBOLの機能に加えて、IBMメインフレーム上のバッチ/オンラインアプリケーションの開発、単体テスト機能を搭載した上位製品である。
今回、両製品の新版では、「アプリケーション」「プロセス」「インフラストラクチャー(インフラ)」の各領域において、モダナイゼーションを支援する機能強化を行った。
まず「アプリケーション」では、COBOL開発支援機能(EclipseおよびVisual Studio)、JCAサポート、デバッグ機能など、大規模マイグレーションプロジェクトの迅速な開発支援のための機能を強化。「プロセス」では、DevOpsの推進に向け、CI(継続的インテグレーション)ツールとの連携強化を図った。
また「インフラ」では、Docker上でのCOBOLアプリケーションのコンパイル、ビルド、および開発用実行機能を提供。開発・テスト工程において、トラブル発生時の開発環境の再構築や大規模開発における開発環境の展開を実現したほか、検証済み実行環境から本番環境を構築できるようにしている。