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アライドテレシス、アクセスポイントの新ファームウェアを公開 無線エリア拡張機能「AWC-SC」をサポート
2020年5月19日 12:32
アライドテレシス株式会社は19日、無線LANアクセスポイント「AT-TQ5403」「AT-TQm5403」「AT-TQ5403e」のファームウェアをバージョンアップし、無線エリア拡張機能「AWC-SC(AWC-Smart Connect)」に対応させたと発表した。新ファームウェア「Ver. 6.0.1-1.1」のダウンロードサービスを同日より開始している。
新たにサポートしたAWC-SCは、LANケーブル不要で無線エリアを拡張する無線スマートコネクト機能。アクセスポイントを設置し電源を入れるだけで、簡単に無線エリアを拡大できるため、ケーブルの配線工事などの事前作業が不要になり、快適な無線LAN環境の構築を短期間・低コストで実現するという。また、無線エリアの拡張に加えて無線接続経路の冗長化にも対応するため、より安定した無線LAN環境の構築も可能とした。
なお、AWC-SCを利用するためには、ネットワーク管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX(Ver.3.2.0以降)」または「Vista Manager mini」対応のスイッチ/ルータ製品(AW+ Ver.5.5.0-0.1以降)が必要となる。スイッチ/ルータ製品には、「無線スマートコネクトライセンス」の追加も必要。
加えて今回は、シングルチャンネル方式によってローミングレスを実現する独自の無線LAN機能「AWC-CB(AWC-Channel Blanket)」を拡張し、アクセスポイントに接続された端末の移動軌跡を表示可能にした。端末の紛失防止や資産管理、動線分析、稼働把握などに活用できるという。
さらにAWC-CB機能において、指定したエリア内の無線接続端末数を検知して表示する機能も利用できる。時間帯別にエリアの利用者数を把握可能になったため、利用環境の状況把握や分析などを行えるとした。
これらの同機能を利用するには「AT-Vista Manager EX(Ver.3.2.0以降)」が必要となる。