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NEC、拡張性を強化した中小規模事業所向けのオフィスコミュニケーションゲートウェイ

 日本電気株式会社(以下、NEC)とNECプラットフォームズ株式会社は9日、中小規模事業所向けのオフィスコミュニケーションゲートウェイ「Aspire(アスパイア)」において、「UNIVERGE(ユニバージュ) Aspire WX」を販売開始すると発表した。価格は65万5800円(税別)からで、7月25日の出荷開始を予定している

 Aspire WXは、オフィスでの音声や文字、映像によるコミュニケーション機能を統合的に提供するゲートウェイソリューション。従来機種と比べて最大で2/3の省スペース化を実現しており、設置スペースが限られている中小事業所においても、ユニファイドコミュニケーション(UC)環境の構築が可能になるという。

 また、アプリケーションボードを搭載可能にしており、通話録音機能など、さまざまな機能拡張を容易に行うことが可能。さらにルータボードの機能強化を図り、クラウドサービス利用時のトラフィック負荷集中を軽減する「URLオフロード機能」を搭載した。

 加えて、クラウド経由でのソフトウェア自動アップデートや、クラウド型統合管理サービス「NetMeister」によるリモート保守管理に対応。運用管理の業務効率化を支援するとしている。

 このほかNECでは、多機能電話機のラインアップを刷新し、操作性や機能性が向上したデジタル多機能電話機「UNIVERGE DT500シリーズ」、IP多機能電話機「UNIVERGE DT900シリーズ」を新たに提供する。

 スマートフォン向けでは、内線通話が可能なアプリ「UNIVERGE ST500」の機能強化の予定が発表された。チャット、Web会議、プレゼンス表示機能などの追加を行い、2019年2月にリリース予定。

UNIVERGE Aspire WX