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ラネクシー、バックアップファイルの信頼性を向上させたイメージバックアップツール新版を販売

Linux Editionも新たに提供

 株式会社ラネクシーは6日、株式会社ネットジャパンが開発しているイメージバックアップツール新版「ActiveImage Protector 2018-RE」を販売開始すると発表した。

 ActiveImage Protector 2016-REは、物理/仮想環境双方に対応したイメージバックアップツール。HDD全体をセクターコピーすることにより、システム、アプリケーション、データすべてを丸ごとバックアップし、イメージファイルとして保存できる。復元はファイル、フォルダ単位で行えるほか、OSを含めたすべての復元を一括して行うことも可能。また、バックアップ元が故障している場合には、別の物理マシンや仮想マシンに復元することもできる。

 今回提供するActiveImage Protector 2018-REでは、従来のWindows環境に加え、LinuxサーバーOSのバックアップに対応する「Linux Edition」を追加した。また、購入前の申請などが不要でスムーズに購入でき、RLM(ラネクシーライセンスマネージャー)への登録日から保守が開始できる「BOXシリーズ」において、5年間のサポート付きを用意している。

 さらに、今まではマウント機能を使用してファイル復元を行っていたが、復元メニューに「ファイル復元」が追加され、バックアップイメージファイルから指定したファイルやフォルダーを個別に復元できるようになった。

 このほか、バックアップ完了時に作成したイメージファイルでOSが正常に起動できるかを確認する「ブートチェック」機能、障害発生時に迅速な再稼働を可能とする「仮想スタンバイレプリカ作成」機能が新たに搭載された。