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ラネクシー、アクティファイのイメージバックアップツール「ActiveImage Protector 2022-RE」を販売

 株式会社ラネクシーは、株式会社アクティファイが開発しているシステム/データ保護ソリューション「ActiveImage Protector」において、新版「同 2022-RE」を1月12日より販売開始した。また、1月19日より出荷を開始する。

 ActiveImage Protectorは、サーバー/クライアント、物理/仮想の幅広い環境で利用可能なイメージバックアップツール。セクターコピーにより、システム、アプリケーション、データといったHDD全体を丸ごとバックアップし、イメージファイルとして保存する。システム障害などで復元が必要になった際には、ファイル、フォルダ単位で行えるほか、OSを含めた全ての復元を簡単に一括処理できるという。またバックアップ元が故障している場合には、別の物理マシンや仮想マシンに復元することも可能だ。

 今回リリースされる新版では、バックアップの保存先として、従来のローカルストレージに加え、クラウドストレージへの直接バックアップ/リストアが可能になった。バックアップを物理的に離れたクラウドストレージに保存しておけば、災害時にもバックアップデータの消失を回避できる。クラウドストレージは、Amazon S3互換のオブジェクトストレージやMicrosoft Azureなどに対応するとのこと。

 このほか、バックアップの保存先として、新たにLTOテープ装置もサポート対象に追加された。こうした機能強化により、企業がシステム/データをバックアップ保存する先の選択肢が増え、運用の効率化を実現できるとともに、ランサムウェア等のサイバー攻撃に対しても、より強固なデータ保護を行えるとしている。

 さらに、ファイル/フォルダー単位でのバックアップにも対応した。重要なファイルだけを個別にバックアップすれば十分といった環境の場合は、バックアップに要する時間の短縮と、運用負荷の軽減を実現するという。

 ライセンス方式についても、従来の永続ライセンスに加え、サブスクリプションライセンスを新たに提供する。