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アクティファイ、クラウドへの直接バックアップに対応したデータ保護製品「ActiveImage Protector 2022」

クラウド上での復元も可能に

 株式会社アクティファイ(旧社名:ネットジャパン)は12日、システム/データ保護ソリューション「ActiveImage Protector」の新版「同 2022」を受注開始したと発表した。

 ActiveImage Protectorは、Windows/Linuxサーバー、物理/仮想環境、オンプレミス/クラウドといった多様な環境に対応したバックアップソフトウェア。OS、データを含むボリュームまたはディスク単位のバックアップに加え、エージェントベース方式ではファイル/フォルダー単位でのバックアップにも対応する。

 今回の新版では、以前からサポートしていたローカルストレージに加えて、クラウドストレージへ直接バックアップできる機能(Direct-To-Cloud)、クラウドストレージからのリストアを行える機能(In-Cloud Recovery)を搭載した。

 クラウドストレージは、Amazon S3互換のオブジェクトストレージやMicrosoft Azureなどを利用可能なほか、SFTPプロトコルにも対応しているため、SFTPサーバーをバックアップ保存先として利用できるという。リストアについても、クラウドストレージに保存したバックアップイメージから、同じクラウド上の仮想マシンへ復元できるので、災害発生時など、即座に復旧が必要な場合にも対応するとした。

 また、重要な個別ファイルだけをバックアップすれば十分といった場合には、特定のファイル、フォルダー単位でのバックアップ/リストアも行え、システムディスクのバックアップと組み合わせれば、柔軟なリストアも可能になるとのこと。

 このほか、新たにLTOテープ装置をサポートし、長期アーカイブデータの保管に対応した。ランサムウェアに攻撃された場合でも、物理的に隔離されたテープ装置を利用することで、データの確実な保護を実現するとしている。