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りそな銀行、営業力強化に向けたBIダッシュボードとして「MotionBoard Cloud」を採用

 ウイングアーク1st株式会社は21日、りそな銀行が、クラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を採用したと発表した。同行では営業力強化のためにSalesforceを導入しているが、ここに蓄積した情報を活用するためのBIダッシュボードとして、2018年6月より本格利用を開始する予定。

 りそな銀行では現在、Salesforceを導入し、さまざまな顧客情報の一元化と営業活動の共有・活用に着手している。今回はこれにあわせて、ウイングアークのBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を採用し、データの可視化・分析に取り組んでいるという。

 MotionBoard Cloud導入の決め手となったのは、高速なレスポンスと、表示される情報の見やすさの2つ。りそな銀行は、2017年11月よりPoCを開始し、営業担当者が必要な情報をすぐに確認してドリルダウンで深掘りできる工夫や、表示の高速化、会議の報告資料としてそのまま利用するためのフォーマットの統一化などを行っている。

 また、iPadでの利用を前提に、タブレットでも見やすく、かつ操作をしやすくして、顧客情報や案件情報がスムーズに確認できるダッシュボードを作り上げたとのこと。

 導入効果としては、会議の資料作成・印刷にかかる時間を軽減できることや、画面を見ながら議論を行って、状況の共有を省いた深い議論ができることなどを挙げている。

 社内への展開は2018年6月より開始し、営業担当者やマネージャー、本部のスタッフなど、合計2200名が利用する予定。今後は定期的に、ダッシュボードへの新機能の取り込みや、新しい使い方提案を行っていく計画だ。