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セイコーソリューションズ、処理能力を従来機種の5倍以上に向上したNTPサーバーの新スタンダードモデル「Time Server TS-2220」

 セイコーソリューションズ株式会社は9日、セイコーの時刻配信装置「Time Serverシリーズ」のスタンダードモデル「TS-2210」の後継機種として、NTP処理能力の向上と消費電力低減を実現した「TS-2220」を発表した。販売開始は6月1日。価格はオープン。

 TS-2220は、2010年6月の発売以来、公共・金融・医療・通信など幅広い業界に約5000台の導入実績をもつ「TS-2210」の後継機種。時刻ソース別に、GNSSタイプ、テレホンJJYタイプ、FMタイプ、長波JJYタイプの4タイプをラインアップし、GNSSタイプでは従来対応していたGPSに加え、新たに準天頂衛星システム(QZSS)とロシアの衛星測位システム(GLONASS)をサポートする。

 また、うるう秒対策(即時モード/漸次モード)など、従来機種で備えているタイムサーバー(NTPサーバー)としての機能はすべて継承したうえで、NTPパケットの処理能力を従来機種の5倍以上に向上させるとともに、約25%の消費電力低減を実現している。

 セイコーソリューションズでは、6月13日~15日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2018」の同社ブースで、TS-2220の展示を行う。