セイコーソリューションズ、NTPサーバーの新モデル「TS-2220 長波JJYタイプ」を発表

　セイコーソリューションズ株式会社は9日、時刻配信装置「Time Serverシリーズ」のスタンダードモデル「TS-2220」の製品ラインアップに「長波JJYタイプ」を加え、6月1日に販売開始すると発表した。価格はオープン。

　TS-2220は、金融・医療・通信など幅広い業界に1万台以上の導入実績を持つ「Time Serverシリーズ」のスタンダードモデル。2018年6月から販売している「GNSSタイプ」「FMタイプ」に続き、長波JJYの電波を受信して時刻を修正する長波JJYタイプが製品ラインアップに加わった。

　TS-2220 長波JJYタイプは、うるう秒対策（即時モード／漸次モード）など、従来機種（TS-2210 長波JJY）で備えているタイムサーバーとしての機能はすべて継承した上で、NTPパケットの処理能力を5倍以上向上させるとともに、約25％の消費電力低減を実現した。

　セイコーソリューションズでは、4月14日～16日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2021」に、Time Server TS-2220を出展する。