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クニエなど3社、タイでRPAソリューション「Office Robot」を提供

 タイC. S. I. (Thailand) Co., Ltd(以下、CSI)、タイNTT DATA Thailand、株式会社クニエの3社は1日、RPAソリューション「WinActor」の英語版を、タイにおいて販売開始したと発表した。タイでは「Office Robot」の名称で提供する。

 Office Robotは、Windows端末から操作可能なあらゆるアプリケーションの操作をシナリオとして記録し、自動実行できるソフトウェアロボット。これを導入することにより、作業時間の短縮、入力ミスの軽減などを実現できるほか、業務負荷を分散することで、より高度な業務にリソースを移行可能になるという。

 ただし、こうしたRPAソリューションは一度導入して終わりとはならず、ビジネス環境に応じて変化する最適な業務プロセスにあわせていく必要があるため、RPAを導入する際には、現地語対応も含めたスムーズなサポートが求められているとのこと。

 そこで3社では、英語が第2言語であるタイにおいて、WinActorの英語版をOffice Robotとして提供。あわせて、円滑な導入や利用効果の最大化を支援できるよう、適用業務の分析をはじめとした導入支援、運用後の現地スタッフによるタイ語サポート運用なども提供する。

 具体的な役割としては、CSIがOffice Robotのライセンス販売と開発、タイ現地スタッフによるタイ語での運用サポートを担当。NTT DATA Thailandは、Office Robotの開発元であるNTTグループのタイ現地法人として、タイでのRPA導入を支援する。またクニエはRPA導入効果を最大化するための業務プロセス改革の実現に向け、コンサルティングサービスを提供するとした。

 なお3社では、日系企業や現地企業に向けて展開し、初年度10社での採用を目標としている。