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ネオジャパン、写真のセキュアな取り扱いを可能にしたビジネスチャット「ChatLuck 3.0」

 株式会社ネオジャパンは25日、ビジネスチャット製品「ChatLuck」の新版「同 バージョン3.0」を同日より提供開始すると発表した。

 ChatLuckは、ネオジャパンがグループウェア「desknet's NEO」の開発・提供で培ったノウハウを生かし、企業の生産性向上のためのツールとして開発したビジネスチャットシステム。PC、スマートフォン、タブレットを用いて、個人間やチーム、社内外のリアルタイムコミュニケーションを促進できるという。また提供形態として、クラウド版に加えてオンプレミス導入向けのパッケージ版を用意しており、要件に合わせた導入を行えるとのこと。

 今回の新版では、スマートデバイス専用アプリで撮影した写真を、端末にデータを残さず送受信できる「セキュアカメラ」機能を搭載した。機密情報や個人情報などが含まれる写真でも、端末にデータを残さずに扱えるため、端末の紛失や盗難時の情報漏えいリスクが抑えられるほか、私用端末でも機密性の高い情報を安心して扱えるという。

 アプリで撮影された写真のデータは、マイルーム、ルーム(グループチャット)、コンタクト(1:1のチャット)の機能ごとにサーバー上で保存・一元管理され、後から内容の確認・整理を行えるとしている。

 また、desknet's NEOのスケジュールを取り込んで、マイルームのスケジュールに表示できるようになったため、両製品を併用している場合に、スケジュールをよりスムーズに確認可能になった。

 加えて、ルームの管理を最大3階層で行えるように改善した。組織別や目的別などの「分類」を設けることにより、ChatLuck利用画面左側に表示されるルーム一覧が分類整理され、対象のルームにしやすくなっている。

 このほか、現在表示しているマイルーム、ルーム、コンタクト内のメッセージを対象に検索できる「メッセージ検索」機能や、スマートデバイス専用アプリのパスコードロック機能、Webブラウザを利用したデスクトップ通知機能(Microsoft Edge、Firefox、Chrome、Safari)、ユーザー自らパスワードを再発行できる機能などを追加した。

 価格(税別)は、クラウド版が1ユーザーあたり月額300円で、5ユーザーから利用可能。パッケージ版は、利用するユーザー数に応じた「ユーザーライセンス」が、初年度は100ユーザー36万円から、2年目以降は年間7万2000円から。最大10ルームまで作成できる「ルームライセンス」が、初年度15万円、2年目以降は年間3万円となっている。