住電情報、全文検索・情報活用システム「QuickSolution 10 Ver.10.3」を販売開始

　住友電工情報システム株式会社（以下、住電情報）は、大容量データ検索の運用性能とユーザビリティを向上した全文検索・情報活用システム「QuickSolution 10 Ver.10.3」の販売を開始した。

　今回の新バージョンでは、更新されたファイルを検出する処理を、ファイルサーバーから更新情報のみを直接検出する仕組みに変更したことで、従来のクロール型に比べて処理時間を約3分の1に短縮。50TB規模のファイルサーバーを、1台の検索システムで検索できるようになった。ネットワーク通信量も従来比で約6分の1に抑えられ、運用負荷やコストを軽減できる。

　また、検索結果の一覧表示では、類似した文書を1つにまとめて集約表示する機能を追加。ファイル本文に高い類似性があり、ファイル名が似通っている場合に類似文書と判断し、検索結果一覧には代表の文書1件に集約して表示する。これにより、1画面で内容の異なる文書を多く確認できるようになり、目的の文書を素早く見つけられるとしている。