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ソフトバンク、5GやIoTのトライアル環境を提供する「5G×IoT Studio」を開始

 ソフトバンク株式会社は6日、5GやIoTを活用した各種サービスの導入を考える企業向けに、5G実験機器での技術検証ができるトライアル環境を提供し、さまざまな企業と新たな価値の共創を目指す「5G×IoT Studio」を開始すると発表した。

 ソフトバンクでは、5Gの実証実験や、5GやIoT分野におけるさまざまな業界の企業との業務提携、共同研究を進めている。今回、5GやIoTを活用した新たなサービス、ソリューション、プロダクトの提供を目指す企業向けに、それぞれのサービス、アプリケーションなどが検証できるトライアル環境を提供することで、顧客の新たなサービス開発をサポートする。

 トライアル環境としては、「お台場ラボ」を東京都江東区青海のテレコムセンタービルに開設。5G実験機器や周辺機器、エッジコンピューティングを想定した高性能サーバーなどの設備を提供する。提供開始時期は5月。また、「東京フィールドエリア」として、東京の赤坂エリア、芝大門エリア(今後拡大予定)において、屋外の5G基地局および実験機器などの設備を提供する。提供開始時期は2月。

 ソフトバンクでは、グループ傘下の英ARMとビジネスパートナーのNVIDIAの両社から、「5G×IoT Studio」の趣旨に賛同を得ており、顧客とともに5GとIoTの可能性を模索しながら、顧客の要望やアイデアの実現に向けた協力体制を構築していくとしている。