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エンカレッジ・テクノロジ、証跡管理ソフト「ESS REC」のUNIX/Linux向けエージェント新版

 エンカレッジ・テクノロジ株式会社は2日、証跡管理ソフトウェア「ESS REC」のUNIX/Linux向けエージェント製品において、対応環境を強化した新版を提供すると発表した。

 ESS RECは、データベースに対する直接操作やアプリケーションの変更作業など、重要な操作を行う運用担当者の操作内容を動画とテキストで記録するソフトウェア。操作内容の定期的な点検・監査を実施することにより、不正操作・誤操作に起因するシステムトラブルや情報漏えいといったリスクを低減できるという。

 UNIX/Linux向けエージェントでは、サーバー上にインストールするエージェントプログラムにより、SSH/Telnetなどのリモート操作に加えて、コンソールによる直接操作の記録も含めて取得可能。また、コマンドによる操作だけでなく、GUIを用いたデスクトップ上の操作を、Windowsデスクトップと同じように動画として記録できる。

 従来は、IBM AIX、Solaris、HP-UXといった商用UNIX、およびRed Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterpriseといった商用Linuxディストリビューションに対応していたが、今回の新版では、新たにOracle Linuxをサポート。あわせて、CentOS、Ubuntuにも対応している。

 価格は、UNIX用エージェントが1サーバーあたり38万円、Linux用エージェントが1サーバーあたり30万円。

エンカレッジ・テクノロジ、証跡管理ソフト「ESS REC」のUNIX/Linux向けエージェント新版 ESS RECで記録したLinux OSのコマンド操作を確認する管理画面
ESS RECで記録したLinux OSのコマンド操作を確認する管理画面