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キヤノンMJ、小規模事業者向けのネットワークカメラクラウド型録画サービス「VisualStage Type-S」

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、ネットワークカメラのクラウド型録画サービス「VisualStage」について、小規模事業所向けの新サービス「VisualStage Type-S」を11月13日に発売する。

 VisualStage Type-Sは、セーフィー株式会社が提供するクラウド型録画サービスをベースとしたサービス。従来のサービスに比べて低コストながら、シンプルな操作性と高画質録画を実現しており、カメラ台数が1~5台程度の小規模・他店舗展開の事業所などを想定したサービスとなっている。

キヤノンMJ、小規模事業者向けのネットワークカメラクラウド型録画サービス「VisualStage Type-S」 「VisualStage Type-S」使用イメージ
「VisualStage Type-S」使用イメージ

 アクシス製のACAPを搭載したネットワークカメラに対応し、カメラ本体をインターネットに接続するだけで、映像をクラウドサービス上に保存できる。暗号化された通信経路により、カメラとクラウドサーバーを直接つなぐことで、セキュアに利用が可能。ネットワークカメラの録画映像やライブ映像の視聴、設定の変更などは、ウェブブラウザーやスマートフォン用アプリから簡単に行える。

 標準でHD・20fps以上の画質に対応し、音や動きを検知して通知する機能や、録画映像を他のユーザーと共有できるシェア機能、長時間の動画を簡単に確認できるタイムラプス作成機能などを搭載。また、WebAPIが提供されているため、顔認証など他サービスとの連携も容易に行えるほか、カメラのライブ映像をYouTubeライブを通じて配信するオプション機能も用意される。

キヤノンMJ、小規模事業者向けのネットワークカメラクラウド型録画サービス「VisualStage Type-S」 「VisualStage Type-S」概要図
「VisualStage Type-S」概要図

 VisualStage Type-Sの料金(税別)は、保存期間7日間の場合で月額1200円、保存期間14日間の場合で月額1650円、保存期間30日間の場合で月額2000円など。

 キヤノンMJでは、防犯やモニタリングなどを主な用途とした中規模施設向けのクラウドサービス「VisualStage Type-Basic」と合わせて、小規模施設向けのVisualStage Type-Sを展開することで、幅広いニーズに応えていくと説明。今後は、画像解析・マーケティング分析を用途とするクラウドサービスや、公共インフラにおける警備・監視を主な用途とするクラウドサービスなどを順次発売していくとしている。