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JBAT、クラウド/オンプレミスのデータをコクヨの帳票配信サービス「@Tovas」と連携する「Qanat 2.0 @Tovasアダプター」

 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は同社のデータ連携ソリューション「Qanat 2.0」を活用し、コクヨ株式会社の企業間帳票配信クラウドサービス「@Tovas」とのデータ連携を可能にする「Qanat 2.0 @Tovasアダプター」を9月1日から提供開始する。

 Qanat 2.0は、企業内に存在するさまざまなシステムのデータを抽出・加工し、他のシステムとデータ連携を行うことに特化したソリューション。データ項目のドラッグ&ドロップとデータの整形を指示するアイコンを使って直感的に操作でき、データの内容によって出力先を振り分けるなど、複雑なデータ加工も特殊な知識を必要とせずノンプログラミングで行うことができる。

 新たに提供する「Qanat 2.0 @Tovasアダプター」は、Qanat 2.0と@Tovasを連携する専用アダプター。クラウドやオンプレミス上に構築された販売や会計システムをシームレスにつないで@Tovasと連携し、FAX送信やファイル送信など、相手先のニーズに応じた帳票データの配信を実現する。

 アダプターには、@Tovasとのデータ連携に必要な定義があらかじめ用意されているため、個別に開発・連携する場合と比較して開発工数・コストを抑え、業務の自動化を実現する。また、Qanat 2.0の「帳票設計オプション」や「PDFオプション」(ともに別途ライセンスが必要)を利用することで、帳票デザインを自由に設計、PDFファイルに出力して@Tovasと連携することもできる。

 Qanat 2.0 @Tovasアダプターの価格(税別)は34万5000円。製品の利用には別途、Qanat 2.0サーバー(92万円)、Qanat 2.0定義設計ツール(46万円)のライセンスが必要。接続数を限定したリーズナブルなライセンス(@Tovas、オンプレミス1DB、CSVに限定)「Qanat Air for @Tovas」は120万円。