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JBAT、情報連携製品「Qanat 2.0」とAmazon S3のデータ連携を可能にするソリューション

 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は、同社の情報連携支援ソリューション「Qanat 2.0」と、Amazon Web Services(AWS)上のストレージサービスであるAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)とのデータ連携を可能にする「Qanat Air for Amazon S3」を4月28日から提供開始する。

 「Qanat Air for Amazon S3」は、Qanat 2.0とAmazon S3のデータ連携を可能にすることで、AWSを活用したシステムとオンプレミスにあるERPや商用データベースなどを素早くつなぎ、さまざまなデータを有効活用するソリューション。VPN接続や専用線接続環境は不要で、HTTPSプロトコルの利用によりセキュアなデータ連携が可能で、スケジュール機能を利用して日々の作業を自動化し、サービスの継続運用を実現する。

 価格は、1サーバーライセンスが120万円(税別)。Qanat 2.0本体、データの転送定義設計ツール、連携アダプターが含まれており、1年間のソフトウェアサポートも付属する。接続先はAmazon S3、オンプレミスのデータベース1接続、CSVに限定されるが、別途、接続先を限定しない製品も販売する。

 JBATでは、Qanat 2.0を利用して、企業のデータとkintoneやSalesforceと連携するためのアダプターをオプションとして提供している。今後も、クラウドや他のシステムとのスムーズな連携機能を強化・拡充し、Qanat 2.0に関する製品・サービスについて、2018年度末までに100ライセンスの売上を目指す。