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北國銀行、Microsoft Azureを基盤としたインターネットバンキングサービス提供へ

 株式会社北國銀行と株式会社FIXERは14日、日本マイクロソフト株式会社と協力し、Microsoft Azure を基盤としたインターネットバンキングサービス「北國クラウドバンキング」の開発を開始したと発表した。2018年夏のサービス開始を目指している。

 「北國クラウドバンキング」は、Microsoft Azureと勘定系システムとして導入している日本ユニシスの「BankVision」とを連携させて構築するインターネットバンキングサービス。セキュリティを確保しつつ、多様化する顧客のニーズに合わせ、サービスの拡充を迅速に行うことを目的としている。また、コストの削減も見込んでいるとのこと。

 システムの設計・構築はFIXERが担当し、Microsoft Azureを用いた24時間365日のフルマネージドサービス「cloud.config」で開発を進めるとのこと。一方、日本マイクロソフトはシステムの構築に必要な技術支援を提供する。

 北國銀行は、従来の銀行業務における非対面業務比率を拡張し、その分の人材を対面業務に従事させることにより、さらなる顧客との関係構築に注力。マルチチャネルでの顧客接点の質・量ともの拡充を図るとした。