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FIXERとF5ネットワークス、セキュリティ機能をAzure上で構築する「cloud.config Secure Cloud」

 株式会社FIXERとF5ネットワークスジャパン合同会社は8日、両社の協業により、セキュアなクラウドシステムをMicrosoft Azure上で構築・支援するセキュリティサービス「cloud.config Secure Cloud」を販売すると発表した。

 「cloud.config Secure Cloud」の第一弾となるサービスとしては、F5の認証統合機能・エンドポイントセキュリティ機能を提供する「BIG-IP Access Policy Manager(BIG-IP APM)」と、FIXERが提供するMicrosoft Azureのフルマネージドサービス「cloud.config」を組み合わせ、統合ID管理とシングルサインオン(SSO)を容易に実現するサービスを提供する。BIG-IP APMは、幅広いモバイル機器に対応したリモートアクセス製品で、複数のドメインに対応した豊富なSSO認証をサポートする。

 今後の「cloud.config Secure Cloud」のメニューとしては、DDoS防御やウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)など、不正アクセス対策のためのセキュリティ機能も充実させていく予定としている。

 また、FIXERは、F5がクラウドインテグレーター向けに10月から開始する「クラウドパートナープログラム」に参加。同プログラムでは、パブリッククラウド環境でのF5ソリューションのサービス化を進めるほか、エンドユーザやクラウドインテグレータに対して導入提案、構築、運用、サポート支援を提供する。

 販売価格は、初期導入費用が380万円からで、月額費用(Azure利用費用、保守サポート費用)が別途必要。