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システナ、ノーコードプラットフォーム「Canbus.」をソフトバンクの「Cloud PF Type A」上で提供
2026年4月2日 06:30
株式会社システナは1日、ソフトバンク株式会社が提供するソブリン性を備えたクラウドサービス「Cloud PF Type A」上で、ノーコードプラットフォーム「Canbus.」の提供を開始した。
Cloud PF Type Aは、データの保存場所を日本国内に限定するだけでなく、国内の法令・規制を順守し、運用の自律性を確保したクラウドサービス。データの場所・アクセス・保護を自国の法制度に基づいて管理するデータ主権、運用管理・監視体制等を自国内で完結する運用の自律性、顧客が暗号鍵を管理することで、高度なアクセス制御を実現するソフトウェアの主権という3つの主権を実現する。
Canbus.は、顧客管理(CRM)、営業管理、案件管理、勤怠管理、経費精算、出張精算、交通費精算、ワークフローなどの業務をDX化できるプラットフォームサービス。データを管理、共有するためのアプリをノーコードで誰でも簡単に作成でき、分析機能や可視化するダッシュボード機能などを活用した業務改善を実現できる。また、「Canbus.SI」がソブリンクラウドの環境構築からCanbus.でのアプリ実装、AI活用の伴走までを一気通貫でサポートし、基盤づくりから現場の活用、高度なAI活用まで、一元的な支援体制で顧客のDXをトータルに牽引する。
システナは、Canbus.をCloud PF Type A上に構築し、国内法に準拠したセキュリティ環境下でサービスを提供する。これにより、政府が指定する「重要インフラ15分野(金融、政府・行政、製造、情報通信など)」をはじめ、高度な機密情報を扱うあらゆる業務のデジタル化を後押しする。顧客のデータ主権を守りながら、あらゆる産業のDXを加速させることで日本の産業競争力向上に貢献する。
これまでクラウド利用が制限されていた金融の承認フローや製造業のサプライチェーン管理、自治体の住民情報管理など、機密性の高い業務の迅速なアプリ構築・運用を支援する。専門知識不要で現場主導のDXを実現し、業務プロセスの変更にも柔軟に対応する。
3つの主権を基盤とすることで、高い安全性を実現する。今後、ソフトバンク独自の暗号鍵管理(KMS)技術などとの組み合わせも予定しており、管理者ですらデータ閲覧ができない環境構築を可能にすることで、機密性の高い重要データを扱う組織で最高水準のセキュリティレベルを実現する。
インフラからAIモデルまで全てを国内で完結させる「国産汎用基盤モデル」の活用にも適している。例えば、Canbus.に蓄積された業務ノウハウを、データ主権を維持したまま安全にAIに学習・活用できる。機密情報を国外に出すことなく、AIによるデータ分析を実現する。
将来的には、最新の生成AIとCanbus.をシームレスに連携し、現場担当者が自らAIを活用した高度な意思決定支援や複雑な業務フローの完全自動化へとスムーズに拡張できる環境を提供する。
