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Akamai、企業のブランドなりすまし対策を支援する「Akamai Brand Guardian」を発表

 米Akamaiは現地時間3月25日、企業のブランドなりすまし対策を支援する「Akamai Brand Guardian」を発表した。

 Akamai Brand Guardianは、AIを活用したソリューションにより、Web、ソーシャルメディア、メール、アプリストア、ダークWebなどにおけるブランドなりすましを特定・阻止し、信頼と収益を保護する。既存の「Akamai Brand Protector」を進化させたもので、AIを活用したプロアクティブなブランドリスクの監視機能を追加し、グローバル企業がブランドなりすましを大規模に特定し、管理できるよう支援する。

 Akamaiは、詐欺を仕掛ける攻撃者が生成AIの普及に乗じて精巧な偽サイトやデジタルアイデンティティを瞬時に展開しており、従来の手動による検知では対応することがほとんど不可能な状況だと説明する。特に、金融サービス、小売、ヘルスケアなどの業界では、このような不正サイトはデジタルインテグリティを脅かすもので、多くの場合、収益の損失や顧客との関係悪化につながるとしている。

 Akamai Brand Guardianは、従来の受動的な対応から脱却し、AIによる継続的な監視とリスクベースの対処を実現する。さらにこのアプローチは、99.99%の精度で実行される自動テイクダウン機能を備えており、高速化する現代のブランド悪用から組織を保護する。

 ソリューションでは、Akamaiが持つグローバルなインターネットトラフィックに関する広範な情報を活用して、脅威の発見と評価を行う。ブランド保護機能をより広範なセキュリティワークフローに統合することで、組織を支援する。

 脅威の自動検出機能は、AIによる監視により、インターネットをスキャンして不正な資産や疑似ドメインを検出し、顧客から報告を受ける前に特定する。リスクの優先順位付け機能は、リアルタイムのデータを使用して、ビジネスにとって最も重大なリスクとなる脅威を特定し、最も影響が大きい攻撃への対応にリソースを集中できるようにする。

 また、自動化されたワークフローにより、不正なサイトの調査と自動テイクダウンを迅速に実行し、攻撃者がサイトを生成するペースに対応する。ブランド不正利用のデータと広範なセキュリティインサイトを統合することで、企業がデジタルリスクの全体像をより明確かつ包括的に把握できるようにする。