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Hitachi Digital Services、製造オペレーション管理(MOM)プラットフォームでOT/IT統合を強化
2026年4月2日 09:00
株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社のHitachi Digital Servicesは3月31日、製造オペレーション管理(MOM:Manufacturing Operation Management)プラットフォームにより、OT(制御・運用技術)とITを統合するケイパビリティを強化したと発表した。
このMOMプラットフォームの技術により、組み立て加工製造を中心とする製造拠点を、強靱(きょうじん)で持続可能なスマートファクトリーへと変革する取り組みの加速を可能にする。さらに今後、このMOMプラットフォームは、日立の産業向けソリューションである「HMAX Industry」のソリューションポートフォリオを拡張し、インダストリアルAIによるモダナイゼーションを推進するための強固な基盤として位置付けられていく予定としている。
MOMプラットフォームは、オープンでモジュール化された統合アーキテクチャに基づいて構築され、多様な製品ライフサイクル管理(PLM)やOTシステムとの相互運用を実現する。これにより、エネルギーや精密機器、製造、交通といった多様な資産集約型産業への適用拡大を可能にする。
設計から製造・品質管理までリアルタイムで一貫して追跡できる「途切れないデジタルスレッド」を構築するとともに、現場のデータを分析し、品質・コスト・納期を最適化するデータドリブンな意思決定を支援する。さらに、市場や顧客ニーズの変動に即応するアジャイルな生産体制を実現できる、スケーラブルなワークフローを構築する。
Hitachi Digital Servicesは、100以上のミッションクリティカルな製造拠点で磨かれてきた実績あるMOMプラットフォームが今後、カスタマーゼロのアプローチを通じて、多数の日立グループの工場を支えていくと説明する。この取り組みにより、人と機械の協調による生産性向上、持続可能なオペレーションへの移行の加速が期待されるとしている。