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東京システムハウス、より高度なIT機器監視を実現する「NExpert Advanced」を提供

 東京システムハウス株式会社は1日、凌群電腦股份有限公司(SYSCOM Computer Engineering:以下、SYSCOM)と協業し、次世代IT監視プラットフォーム「NExpert Advanced」の提供を開始すると発表した。また、これに伴い、現行製品「NExpert」の新規販売と保守サポートを終了する。

 東京システムハウスでは、企業内のさまざまなIT機器をメーカーに関係なく一元管理できる監視プラットフォーム「NExpert」を提供してきた。一方で、AI活用の普及とDXのさらなる進展により、企業のITシステムから生成される監視情報は急速に増加しており、これらの膨大な情報をいかに効率的に統合し、その関連性を明確に提示できるかが、管理効率を高める上での重要な課題となっているという。

 NExpert Advancedは、こうした次世代のニーズに応えるため、相関式ダッシュボード技術とマルチベンダー統合設計を通じて、企業がより明確なIT可視化管理体制を構築できるようにする。

 相関式ダッシュボードは、物理デバイス、仮想化プラットフォーム、アプリケーションサービスから発生する監視情報を統合表示し、トラブルの経緯と影響範囲を明確化する。経営層は俯瞰(ふかん)的な視点からシステム全体の稼働状況をリアルタイムに把握でき、運用担当者は問題の発生源と影響レベルを迅速に特定できる。

 直感的な操作と自動化管理が可能で、リアルタイムな問題の可視化、柔軟なカスタムダッシュボード、完全なイベント記録、24時間のアラート通知機能を提供する。標準化された監視プロセスにより、問題が拡大する前に異常を即座に把握し、運用リスクを低減する。

「NExpert Advanced」の監視ダッシュボード画面

 モジュール化設計を採用し、企業の規模や発展段階に合わせて柔軟に拡張できる。基本的な稼働監視から開始して、必要に応じて「CLI自動化」や「仮想化監視」などのコアモジュールを段階的に追加できるため、既存の監視環境を再構築することなく、長期的なIT投資の最適化を実現する。

 コンテナ技術を基盤とした軽量アーキテクチャを採用しており、ハードウェアリソースへの負荷を最小限に抑える設計となっている。軽量な環境での導入と安定稼働をサポートすることで、構築コストの削減と導入ハードルの低減に寄与する。これにより、将来のアップデートや機能拡張の継続性を維持しつつ、長期的な安定稼働を確保する。