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Microsoft Azureの利用状況を把握できるサービス、AppSourceで提供開始

 株式会社FIXERは19日、Microsoft Azureの利用状況を随時把握・管理できるサービス「cloud.config Portal」を、マイクロソフトのビジネスユーザー向けSaaS提供プラットフォーム「AppSource」で提供開始すると発表した。

 cloud.config Portalは、クラウドの利用状況(コンサンプション、課金状況)を容易に把握できるサービスで、Microsoft Azure向けマネージドサービス「cloud.config」のラインアップの1つとして提供されている。

 本来、Enterprise Agreement契約でMicrosoft Azureを利用する場合、Azure管理ポータルには利用料金が表示されないが、cloud.config Portalを利用すると、今どれくらいMicrosoft Azureを利用しているかを、仮想マシン(VM)やApp Services、Storageといったサービス種類別あるいはリージョンごとに確認できるという。

 また、複数のサブスクリプションを部門別やプロジェクト別に利用料金を集計し、グラフで可視化したり、個別の請求書を発行したりすることも可能。利用中のOffice 365のAzure ADと連動し、シングルサインオンで利用できる。

 なおFIXERでは、CSP契約でMicrosoft Azureを利用しているユーザー向けにも、cloud.config Portalを近日中にAppSourceで提供開始するとしている。