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ニフティクラウドとSINET5をプライベート回線でつなぐ、ニフティが接続サービスを提供

 ニフティ株式会社は14日、クラウドサービス「ニフティクラウド」において、学術情報ネットワーク「SINET(サイネット)」とニフティクラウドをプライベート回線で接続する「プライベートアクセス for SINET」を発表した。同日より提供開始する。

 SINETでは、800以上の大学、研究機関をつないでおり、2016年4月から本格運用を開始した最新の「SINET5」では、複数のクラウドや学術コンテンツを全国100Gbpsの高速ネットワークで有機的に接続している。

 今回、こうした学術機関の情報基盤とニフティクラウドとを、SINET5を通じて容易に接続可能になったため、研究用情報基盤のクラウド化や学内情報システムのクラウド移行、遠隔データバックアップシステムの構築など、さまざまな用途にニフティクラウドを利用できるという。

 ニフティクラウドの利用可能リージョンはeast-1、east-2、east-3、west-1で、SINET5ノードは東京1に対応する。通信速度はIN/OUTともに1Gbpsベストエフォート。

 利用にあたっては、共用ネットワークからレイヤ2レベルで隔離されたプライベートネットワークセグメントを提供する、ニフティの「プライベートLAN」サービスへの加入が必要。

 価格はプライベートLANごとに月額1万円(税別)で、別途プライベートLANの料金も必要になる。